2017. 2/22(水)

CREATORS NIGHT vol.1
画家 櫨山 創大トークイベント

日々制作に励むクリエイターの“肥やし”になるような交流を、という代表佐藤の発案から企画された「CREATORS NIGHT」。第一回目は画家の櫨山 創大氏を招いてトークイベントを開催した。
2017/02/22 18:30〜
ゲスト:櫨山 創大

 

−−−−絵を描くことになったきっかけは?
娘が生まれたのが、本格的に描こうと思ったきっかけです。自分の父親が陶芸家で、その背中を見ながら育ったので。娘が生まれた時に、父親と同じように何かを残してあげたいと。当時は料理人で、お店もやっていたのですが、これじゃないという感覚があって。これなら一生続けられる、いいものが残せると思ったのが絵画でした。

−−−−人の顔を描くことにこだわっている理由は?
自然と…ではありますが、風景を描くということがしっくりこないんですね。毎日空や夕焼けを見て思うのは、これを絵にする必要はないということ。風景は、ただそれだけで十分だと感じます。人を描いているときが一番心地よいです。

−−−−「眼差し」というのが創作のキーワードになっている?
絵から発せられる「眼差し」と、自分が絵を見る「眼差し」があると感じています。人の顔を描いていると、自分が見られている感覚になる。「私はこんな顔じゃない」といわれているような気がする。そんなときはすごく落ち着かない気持ちになります。絵を描いていて苦しいのは、このざわざわしているとき。だから、絵との対話がしっくりきたときが完成ですかね。

 

 

−−−−作品にタイトルは付けますか?
全部付けます。言葉は大切だと考えていますが、タイトルに関しては特に重要に思っていなくて。わかりづらいタイトルばかり付けています。どうしてこんなタイトルを付けたのか?ときかれると困りますね。描いているときは全然考えないのですが、無題なのはあんまり好きじゃなくて。それで、絵が20点あったら20点分言葉を選んで、くじ引き感覚で付けるんです。

−−−−言葉は大切、というのはどういう意味で?
描いた絵を、本当は言葉で説明したいんです。説明できないものを絵にするわけですが、ずっと説明できないのも悔しい。いつかは、ちょっとでも説明できるようになりたい。その手段として言葉の重要性を感じます。

 

 

−−−−好きな作家はいますか?
車谷長吉とか好きですね。あとは中上健次。においがするような文章を書く人が好きです。

−−−−画家以外になりたかった職業は?
ミュージシャン。楽器は一切できないんですけど。絵を描いていても、絶対熱狂は生めないんですよ。20万人を集めるライブはあるけど、20万人を集めるライブペインティングはできない。レッチリみたいになって、ウォ〜!っていう熱狂を生みたいです。(笑)。

 

PROFILE 人物紹介

櫨山 創大 SOTA HAZEYAMA
1983年鹿児島県生まれ。陶芸家の父と料理好きの母のもとで育ち、創りだすという意識のないままに創ることを志す。娘の誕生を機に本格的に制作を開始。

2013年9月 個展「漂流とわ」TERMINAL GALLERY(原宿)
2014年11月 舞踏家秀島実公演「小父さんの直覚」舞台美術担当
      合同展もTSUGUMI(鎌倉)にて開催
2015年2月 個展「哭」バロン次郎八(鎌倉)
2016年12月 個展「儘」AL(恵比寿)

C ROOMとは?

生まれる。育つ。クリエイティブを刺激するオープンスペース

スタヂオ・ユニ東京本社9階「C_ROOM」。発見と共感を常に創造し(Creative)、様々な才能と出会い(Customer)、新しい価値について挑戦し(Challenge)、多様なアジェンダについて議論を尽くし(Conference)、満足のいく時間(Contents)とここちよい空気(Cozy)が流れる場所。五感を刺激するさまざまなアクティビティを、ここから発信していきます。

東京都新宿区新宿2-19-1
ビッグス新宿ビル9F(C ROOM)
TEL : 03-3341-0141
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